テレジン通信:2011年10月

つくば美術館・テレジン展/主催者様からの報告(2011年10月18日)

本日10月18日より、つくば美術館での展覧会が始まりました。

9時半にシャッターがあき、すぐにお客さまが、待ちかねたように自動ドアから入ってきます。

受付は、廊下の先、展示室の入り口にあります。
廊下右側には20枚のパネルセット、左側には子どもの権利条約のパネルとリーフレット、アンケートテーブルがあります。この廊下部分で、既に渋滞になってしまいました。
展示室の中も次々と人、人、人…


そうこうしているうちに、NHK水戸放送局の取材のカメラが入ってきました。「お昼のニュースで放映したいので、今から収録します」ということで取材を受けました。その後も、野村さんのギャラリートークが始まる前までに、常陽新聞、東京新聞、茨城新聞、常陽リビングと、載せてくれそうです。

野村さんのトークは、本当に大勢の方が、展示室いっぱいに集まってくださり、全員最後まで熱心に耳を傾け、絵に見入っていました。

本には書かれていない、機微にわたる気持ちのさまなど、心を込めてお話くださり、時折、涙がこみ上げてきました。あれも、これも、伝えたい、お話しなければ、という野村さんの真摯な情熱が会場にあふれていました。それを一心に聞き入る人々・・・・。

お年よりも、若い人も、ベビーカーを押したお母さんも、子どもを抱いた人も、いろんな年代の方がいました。こんな、ギャラリートークは初めてです。本当に素晴らしかったです。


常総生協さんとの交流会も、村井理事長さんの進行により、和気藹々と、皆さんから有意義なお話を聴かせていただきました。

今日の入場者は391人。

夕方は、近所の学童保育の子ども達で賑わっていました。

たくさんのアンケートが寄せられました。本当に元気づけられます。外国人の方が何人も立ち寄って、アンケートを書いてくれています。

10日の茨城放送のラジオを聞いたという人が何人もいました。

学校に貼ってあった素敵なポスターを見て、ボランティアをやりたいと申し出てくれた高校生のグループもあります。

明日も、どんな出会いがあるのか、楽しみです。

23日まで5日間、まだ日にちがあります。

まだ、来られていない方、もう一度見たいと思われる方、ぜひ立ち寄ってください。

子どもさん、お友達を連れて、またきてください。

どうか、“知らなかったわ!”と残念がる人がいないよう、皆さんにお知らせください。


「テレジン収容所の小さな画家たち展」

●10/18~10/23 9:30~17:00 最終日は15:00まで  

●場所:つくば美術館

図書館のところの建物チョウチョの絵が描いてある黄色い大きな看板が入り口に立てかけてあります。