昨年、平成26年は、小学校の教科書検定の年でした。
学校図書株式会社の国語教科書、「みんなと学ぶ 小学校 国語 6年」では、野村路子の『フリードルとテレジンの画家たち』が、これまでに続いて掲載されることが決まり、検定を通り、すでに各地の小学校で、今年4月から使用されています。
これまでは、6年生の最後のころの授業で取り上げられていたのですが、今回は(上)に掲載になり、夏休み前に学習することになりました。
夏休みは、毎年各地で『テレジン収容所の幼い画家たち展』も多く開催されてきましたが、ヒロシマ・ナガサキ、そして、終戦記念日と、夏休みは戦争と平和をより深く考える時期でもあります。
多くの学校の生徒たちが、もっと知りたいと、私の著書を手に取り、展覧会をしようという動きになってくれたらいいなと強く感じています。
学校で学んだあと、著者・野村路子の話が聞きたい、テレジンの子どもたちの描いた絵をもっと見たい、この事実をもっと知りたいと思ったら、どうぞご連絡ください。
2015年6月19日
テレジンを語りつぐ会・代表 野村 路子