去る3月24日(火)、早稲田大学・大隈記念タワーにて、「真実を伝え続ける絵画~アウシュヴィッツに生きたM・コシチェルニャック展~」の開幕式と祝賀会が開催され、M・コシチェルニャック氏の絵画を提供したテレジンを語りつぐ会代表の野村路子はじめ、テレジンを語りつぐ会のメンバーが参加いたしました。
当日は、ようやく桜が咲き始めた矢先の寒波到来で、お天気こそ良いけれど強風が吹きつける中、大隈記念タワー前での開幕式で始まりました。早稲田大学総長・鎌田薫氏、駐日ポーランド共和国大使ツィリル・コザチェフスキ氏のご挨拶に続き、テープカットと記念撮影を終えて、タワー内の展示会へ。
会場にはM・コシチェルニャック氏の絵画19点のほか、J・コムスキー氏の複製絵画も展示されています。著書や紹介パネルもあり、アウシュビッツがどういう所であったのか、想像を絶する非人道的な出来事を通して、平和の有難さを痛感しました。
コシチェルニャック氏の絵画は、日本では今回が見納め。5月には母国ポーランドへ帰り、その後はアウシュビッツ博物館に展示される予定です。展示会は4月23日(木)まで開催しております。どなたでも無料で見ることができますので、この機会に是非、ご覧になってください。
2015年3月24日~4月23日:アウシュヴィッツに生きたM・コシチェルニャック展
アウシュヴィッツに生きたM.コシチェルニャック展開催について
エディタ・ノヴィツカさんは、テレジン展の初めのころからの野村への協力者。コシ チェルニャックの絵の入手の際、すべての手紙は彼女の翻訳でした。20年にわたって協力してくれて、今回も、この開幕式に合わせてワルシャワから 帰国して下さった人です。
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各新聞でも取り上げていただきました
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