去る2013年12月14日(土)、中野区立中野中学校で、全校生徒を対象に人権講座『いのち、平和―子どもたちの絵が語るもの―』を行いました。
その講座を聞いた生徒さんの感想をいただきました。
事前の学習をし、図書室では関係図書をそろえるなど、準備のための指導があったためか、集まった全校生徒が、私語もなく熱心にメモを取りながら聞いてくださいました。
3年生の「学年だより」に、感想の一部を載せていただきましたので、少しご紹介します。
今回の講演を聴いて、どんなにつらくても希望や夢を持つという言葉に感動しました。
夢をかなえることができないまま亡くなって行った子どもたちがいたことを、これからも忘れないで、一人の人間、一つのものを大切にして生きていきたいと思えるきっかけになりました。
いつ、何が起きるか分からないので、一日一日を考えていきたいです。
H.O.
もう二度とこんなことがない社会にしていきたいと思いました。
過去にあったことは変えられないので、今を生きている私たちに出来るのは、同じことをしないことだと思います。また、この悲しい事実を伝え続けていくことが、私たちのするべきことの一つだと思います。
A.K.
普段は面倒くさいと思っている日常だけど、いざ無くなってしまったら悲しいと思った。
自分は日常がちゃんとある、この環境に感謝していきたいと思った。
H.G.
野村さんのしている行動は、世界中に知らせないといけないと思った。
このような事実を知らないでいるのは、良くないと思い、とても考えさせられた。
I.A.
今回の講演を聴いて、本当に私たちは、今幸せな生活を送れているんだと思いました。
人種や障害などさまざまな差別をなくすために、自分には何ができるか日々考えながら生きていきたいです。
Y.N.
これから世界で二度と戦争や差別がないように、ただただ願いたいです。そして、僕たちが幸せに生きられる環境をつくった人々に感謝したいです。
K.A.
希望をもって生きることの大切さを学びました。私たちは、こんな幸せな時代に生まれました。『また明日』のない日々を生きていくのは、私には考えられません。
H.M.